無農薬梅干し

梅雨の晴れ間、一つ一つ摘み取り収穫した梅は塩で下漬けに。その間に育つ赤紫蘇の葉を摘んでは塩揉みし、梅の下漬けをしているカメの中にせっせと入れていきます。

8月に入った頃には週間天気とにらめっこ。晴れが続く日に梅をカメから取り出し土用干し。この間は、いつ急な雨が降るかと心配しながら天ばかりを仰ぐ毎日です。私の心配などどこ吹く風と、お日様の陽射しをいっぱいに浴びた梅は黄緑色から薄桃色、そして紅色へと変わっていく様は心を奪われます。土用干しが終わり、梅を取り込んだ後もせっせと赤紫蘇を摘んではカメに入れるの繰り返し。

このように5月末から9月にかけて気の長い、そして気の抜けぬ一連の作業は昔から毎年毎年繰り返されてきました。そして私たちの食文化の一端をなしています。その繊細なそして気候風土の中に息づく手仕事に魅せられ、毎年梅を漬けています。

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杵塚 歩

ちぃっとらっつ農舎

子どもに食べさせたいものを作っていると、それは地域に昔からある農法であり、伝統的な加工技術であり、多様性の宝庫でした。