無農薬みかん＆ジュース

12月は青島みかん収穫の最盛期。みかんをハサミで一個ずつパチパチと切り、肩から下げた収穫袋に入れ、それが一杯になったらコンテナに入れていきます。たわわに実るミカンの葉陰には蜂の残した空き巣やカマキリの卵嚢に、小鳥の空き巣。皆、夏の間中ずっとミカンの樹につく虫を捕食し樹を守ってくれた仲間たち。(夏の草刈りの際には何度か刺されましたが…。) 様々な命がみかん畑を住処とし、その多様性の中で無農薬のみかん作りが成り立っています。自然の中の多様な生き物たちに助けられ、毎年ミカンを収穫できるということはとても幸せなことです。

私たちのみかんはとても表情豊かです。

一本の木には大きい実、小さい実、上の方になる実、下の方になる実、ゴツゴツの実、ツルツルの実など様々です。木によっても少しずつ変わってきます。普段、店頭に並ぶみかんは選果され揃ったものだけ陳列されますが、自然界には同じものは一つとしてありません。だからこそ、私たちのみかん箱には選果をせず個性も表情も豊かなみかんたちが入っています。

甘みと酸味のバランスが良く、濃厚な味わいが特徴です。

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